こんにちは、プルマドナです。
今日は、本物のマッコウクジラの歯骨とウッドレジンを組み合わせたボーンウッドレジンネックレスの制作の様子を紹介します。
今回作ったボーンウッドレジンネックレス「幻想鯨」はこちらです。
花梨瘤と幻想的なレジンのグラデーションです。
それでは、始めの成形からご覧ください。
ボーンウッドレジンネックレス【幻想鯨】の制作
まずは、ボーンウッドレジンネックレスの原型を成形していきます。
いつもの作業ですが、墨入れをしたいのでプルマドナは方形に成形します。
木材の木取りとレジン部分、そしてクジラの骨の部分の比率を考えながら墨入れします。
予め全体の大きさを決めておくとスムーズに作業が進みます。
墨入れしたラインに合わせて成形していきます。
ここから先の研磨で、作品のサイズは一回り小さくなります。
それを考慮してラインを残して成形していきます。
まだ平面だけの成形で、側面からみると方形のままです。
3Dの成形をしていきます。
全体的に丸く尖ったフォルムに仕上げます。
側面から見ても平面がないように成型します。
ここまでを#240番まで使って成形しました。
ここからは研磨作業に進みます。
#400番でしっかりとキズを取っていきます。
このあと、#800番を使って研磨します。
ここで#1500番まで研磨が終わりました。
少しレジンに透明感が出てきたでしょうか。
#2000番の研磨が終わったところです。
このあとコンパウンド研磨で一気に艶を出していきます。
どうでしょうか?
花梨瘤の杢目とレジンのグラデーションが一気に見えて良い感じです!
花梨瘤にしっかりとオイルアップして乾かせたら完成です。
今回の作品のテーマは、幻想とクジラでした。
幻想の世界を多数のパウダーで表現し、その中を泳ぐ偉大なクジラを見立てた作品です。
古くからクジラの骨は、幸運を運んでくる御守りとして身に着けられてきました。
プルマドナ流に、ウッドレジンと組み合わせたボーンウッドレジンネックレスはいかがですか?