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【100均でウッドレジンは作れるの?】現役ウッドレジン作家が挑戦!

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こんにちは、プルマドナです。

今日はのテーマは「100均で作るウッドレジン」でいってみましょう!

テレビやSNSから間違った情報を受け取っている方がいるかもしれないので先に言っておきます。

ウッドレジンはエポキシレジンを使って作ります。

これは絶対に間違はないようにしてください。UVレジンは硬化不良を起こすのでウッドレジン制作に使ったらダメです!

ここからが本題です♪

今日のテーマは「100均で作るウッドレジン」でしたよね?

ここでこんな疑問があると思います。

100均に売っているものだけでウッドレジンって作れるの?

結論から言うと難しいです。

理由は、100均ではエポキシレジンが手にはいらないからです。

100均で作るウッドレジン

ですが、言い方を変えるとその問題だけクリアすれば作れるかも?

この記事では、現役のウッドレジン作家プルマドナが100均の材料だけでウッドレジンを作ってみます!

100均で作るウッドレジン
こんなウッドレジンが作れますよ♪ウッドレジンをなるべく安く手軽に作ってみたいと思っている方は参考にしてください!

気になるポイントからご覧ください!


100均で揃うウッドレジン作りに必要な道具

100均で作るウッドレジン

まずは道具から揃えてみます。

今回は、100均のダイソーさんで揃えてみました。

ウッドレジン作りに最低限必要な道具はこちらです。

  • ノコギリ
  • テープ
  • 乾式紙ヤスリ
  • 耐水紙ヤスリ
  • デジタルスケール

家にある物は代用して問題ありません。

この中で「デジタルスケール」は見当たりませんでした。

100均で作るウッドレジン

1000円で買えるデジタルスケールはありましたが、これも1g単位の量りなのでエポキシレジンの計量には使えません。

ウッドレジンを作るには、エポキシレジンを0.1gまで量ることができるデジタルスケールが必要です。

家にある量りでも大丈夫なの?

エポキシレジンは2液(主剤と硬化剤)を混ぜて硬化させる樹脂です。

エポキシレジンを量る際に、0.1gまで量ることができる量りなら問題ありません。

デジタルのものが見やすいし正確ですね!
100均で作るウッドレジン

こちらの手ノコギリは200円で販売していました。

ウッドレジンの木材の切り出しぐらいは、このような手ノコギリでも問題ありません。

100均で作るウッドレジン

ちなみに、プルマドナが普段手ノコギリを使う時は、上の写真にある「ピラニア鋸」を良く使っています。

少しお高いですが、切断する素材も選ばず、押し切りも引き切りも出来る優れた鋸です。
100均で作るウッドレジン

紙ヤスリは、乾式と耐水共にセットで販売があったのでこちらを使ってみます。

荒目が#80番からですがお得なパックですね!100均おそるべし!

その他も、100均で揃う道具でウッドレジンが作れそうです。




100均で揃うウッドレジン作りに必要な材料

次はウッドレジンに必要な材料を見ていきます。

ウッドレジン作りに必要な材料はこちらです。

  • 木材
  • エポキシレジン
  • 着色剤

記事の始めでもお伝えしましたが、エポキシレジンは100均では見当たりませんでした。

正確に言うと、2液のエポキシ性接着剤はあるのですが、ウッドレジン作りには無理がありますね。

容量と硬化時間の速さがクラフト向きではありません。

エポキシレジンはどこで買えるの?
【完全解説】ウッドレジンの作り方を7つのステップで解説します!現役のウッドレジン作家であるプルドナがウッドレジンの作り方を紹介!ウッドレジンを作ってみたいという初心者の方に向けて、簡単にウッドレジンが作れる方法を7つのステップで解説します。...
おすすめのエポキシレジンはこちらの記事で紹介していますので参考にしてください。

木材は手ごろな大きさの角材があったので使ってみます。

100均で作るウッドレジン

着色剤は、レジンに着色したい色を選んでください。

100均で作るウッドレジン

今回はこちらのブルーのレジン着色剤を使ってみます。

ウッドレジン作りは、エポキシレジンの購入にハードルがありますが、少量で売られているものを使ってみるといいですね!

100均で揃うウッドレジン作りに必要な備品

ウッドレジン作りに必要な道具と材料が揃ったら、製作時に必要な備品も揃えておきましょう。

これからのウッドレジン製作にも使えますし、家にあるもので代用しても問題ありません。

ウッドレジン作りに必要な備品はこちらです。

  • 洗濯バサミ
  • 紙コップ
  • マドラー
  • ビニール手袋
  • マスク

どの備品もウッドレジン製作には必ず必要です。

100均で作るウッドレジン

木製のマドラーしか見当たらなかったので今回はこちらも使用しますが、プラスティック製のマドラーがあればそちらを使ったほうが良いです。

100均で作るウッドレジン

こんな感じのマドラーも良いです。

100均で作るウッドレジン

特にビニール手袋とマスクは必ず着けて作業しましょう。

100均で作るウッドレジン
ウッドレジン製作を楽しく続けるためにも、レジンアレルギー対策はしっかりと!

100均の道具と材料で作るウッドレジン

ウッドレジン作りに必要な、道具・材料・備品が100均で揃ったら制作に進みます。

今回のウッドレジン作りは、以下の6つのステップで作業していきます。

  1. 木材を切る
  2. エポキシレジンを準備する
  3. エポキシレジンに着色する
  4. エポキシレジンを流し込む
  5. ウッドレジンの成形をする
  6. ウッドレジンの研磨をする

今回は、とにかく初めてのウッドレジンを仕上げてもらうことが目標なのでシンプルな形にします。

難しく考えずに、できるだけ簡単に進めていきます。まずは初めてのウッドレジンを仕上げてみましょう!

①木材を切る

100均で作るウッドレジン

まずは、ウッドレジンのウッド部分(木材)を準備します。

100均で作るウッドレジン

とは言っても切るだけです。

ポイントはあまり大きな材料にしないことです。

15mm~20mm程度まで扱いやすく仕上げやすいです。

100均で作るウッドレジン

購入した木材の大きさにもよりますが、今回は15mm程度の角材に切断して準備します。

木材を折って小口を複雑にしても面白い仕上がりになりますよ!

100均で作るウッドレジン
木材の下処理も大切です。レジンの染み込み対策も、できる方はこの時点でやっておきましょう!
ウッドレジンの染み込み対策はこれ!気泡対策にもなってコスパも良し!ウッドレジンの染み込み対策ってやっていますか?この記事では、1回の染み込み対策で気泡対策もできてしまう方法をご紹介します!...

②エポキシレジンを準備する

次に、ウッドレジンの要であるエポキシレジンを準備します。

100均で作るウッドレジン

何度も言いますが、ウッドレジンはエポキシレジンを使います。

エポキシレジンの補足

エポキシレジンと2液性レジンと呼び方が分かれていますが、どちらも同じ樹脂のことです。

UVレジンは、硬化不良を起こして固まらないのでエポキシレジンを使いましょう。

エポキシレジンを正確に量って混ぜ合わせます。

100均で作るウッドレジン

エポキシレジンのメーカーによって混合比率が違うので注意してください。

今回使う「艶グロスレジン」は、主剤2:硬化剤1です。

個人的に、混合比率は1:2のエポキシレジンが使いやすくておすすめです。

1:3などの混合比率のエポキシレジンは、量るのが面倒くさく雑になりがちです。

正確に量れたら、透明になるまでしっかりと混ぜ合わせましょう!

③エポキシレジンに着色する

エポキシレジンがしっかりと混ざり終わったら、あなたの好きな色に着色しましょう。

今回は、100均で買ったこちらのレジン着色剤ブルーで着色してみます。

100均で作るウッドレジン

着色する時のポイントは、一気に着色剤を混ぜないことです。

理由は、しっかりと混ざりあわないことがあることと、着色の濃さの調整ができないからです。

100均で作るウッドレジン

ウッドレジンを作り慣れてくると、自分なりの着色のレシピも出来てきます。

100均で作るウッドレジン

まだ初心者のうちは、着色剤の濃度も分からないと思うので、1滴1滴混ぜ合わせて着色の濃度を確認してください。

100均で作るウッドレジン

この時に紙コップが透明のプラスティックコップだと視認しやすいです。

気泡の有無の確認もしやすいですね!

エポキシレジンの2液を混ぜ合わせるときと同様に、着色剤もしっかりと混ぜ合わせるようにしましょう。

④エポキシレジンを流し込む

木材とエポキシレジンの準備ができたら流し込みをしていきます。

着色の際に気泡が多くはいっているはずなので、しばらく時間を置くと少し気泡がおさまります。

エンボスヒーターを使ったり、減圧をするともっと気泡対策ができますが、今回は面倒な作業はスルーでいきましょう。

ウッドレジンの型はテープで作ります。

100均で作るウッドレジン

使うテープは、幅が広いOPPテープが使いやすいです。

100均で作るウッドレジン

木材の半分以上を覆うようにしっかりと巻きつけていきます。

木材の下にも、エポキシレジン漏れ防止にはっておきましょう。

100均で作るウッドレジン

どんなに漏れ対策をしたと思っていても、液体漏れが起こる場合があります。

100均で作るウッドレジン

ウッドレジンの型の下には、カッティングマットや厚手の段ボールを引くことをおすすめします。

100均で作るウッドレジン

倒れ防止のために、洗濯バサミを使うなど対策をしてください。

100均で作るウッドレジン
このまま、なるべくホコリが立たない場所で48時間ほど硬化させましょう。

>>【ウッドレジン制作】シリコンモールドを使った作り方を詳しく紹介!

⑤ウッドレジンを成形する

100均で作るウッドレジン

ウッドレジンの型がしっかりと硬化してら脱型して成形していきます。

100均で作るウッドレジン
脱型と言っても、今回の方はテープなので剥ぐだけですね!

今回は簡単な形の長方形に成形していきます。

使う紙ヤスリはこちらです。

  • 乾式#80番
  • 乾式#120番
  • 乾式#240番

乾式の紙ヤスリを使って成形していきます。

100均で作るウッドレジン

僕が行った100均には、乾式紙ヤスリが#80番からだったので粗番は#80番からとします。

>>【完全解説】ウッドレジンの作り方を7つのステップで紹介!

ウッドレジンの成形は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

100均で作るウッドレジン

この作業は、レジンの粉塵が舞います。

マスクを着けて対策を万全に作業してください。

⑥ウッドレジンを研磨する

乾式で成形は出来たら、ここからは研磨作業に進みます。

100均で作るウッドレジン

ウッドレジンの研磨に使う耐水ペーパーはこちらです。

  • 耐水#400番
  • 耐水#800番
  • 耐水#1500番
  • 耐水#2000番
100均は本当にすごいですね!ウッドレジンの研磨には最適な番手の組み合わせでサイズも良い!

>>【ウッドレジンの研磨】ウッドレジン作家が研磨のコツと道具を紹介

研磨作業はこちらの記事で詳しく紹介しています。

100均で作るウッドレジン
ウッドレジンの研磨作業は大変ですが、手を抜くとそれだけの作品にしか仕上がりません。時間をかけてもいいので、しっかりと研磨を進めていきましょう!

100均で作るウッドレジンの仕上げ

耐水ペーパーの研磨が終わると、いよいよ仕上げです。

ですが、ここで使う材料は100均では購入できません。

仕上げの工程は、ウッドレジンをもっとキレイに仕上げたい方のみご覧ください。

ウッドレジンの仕上げは、大きく分けて以下の2パターンあるかと思います。

  • コーティング仕上げ
  • オイルアップ仕上げ

どちらの方法で仕上げてもいいのですが、今回は簡単にコーティングで仕上げてみます。

使うコーティング剤はこちらの水性ウレタンニスです。

100均で作るウッドレジン

手軽に手に入ることと、透明感と硬化も良くおすすめです。

100均で作るウッドレジン

コーティング剤からウッドレジンを引き上げる際に、気泡がなるべく付かないようにゆっくりと引き上げます。

引き上げたあとは、余分に垂れてきたコーティング剤をティッシュで吸い取ります。

この作業を繰り返し硬化させていきます。

100均で作るウッドレジン

余分なコーティング剤が無くなったら、ホコリが立たない場所で60分ほど硬化させます。

100均で作るウッドレジン

ネックレスにしたい方は、電動ドリルや手動ドリルを使って穴を開けてください。

100均で作るウッドレジン
お好きなヒートンを付けたり、紐を通したらオリジナルのウッドレジンネックレスの完成です!

この記事のまとめ

お疲れさまでした!

今回のテーマ「100均で作るウッドレジン」はいかがでしたか?

実際にプルマドナが作ってみての感想は「ウッドレジン初心者にはおすすめできる」です。

なぜこの感想かというと、とにかくウッドレジンを作ってみたいと思っている方には100均の道具や材料で問題ないと思ったからです。

ですが、ウッドレジンの製作には100均で揃わないものも多いと分かりました。

もしあなたがウッドレジン作りに挑戦してみたいと思っているなら、この記事を見て挑戦してみてください。

実際にウッドレジン作ってみて楽しいと思ったなら、あなたもウッドレジン沼にはまりましょう!

あなた色の素敵なウッドレジンが作れますように!

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