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流木とクジラ歯を使ったウッドレジンの制作工程と作品紹介

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こんにちは、プルマドナです。

今日は、自身が海岸で採取した流木と、マッコウクジラの歯を使ったウッドレジンの制作工程の紹介です。

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流木は、削って磨くと採取時とは全く違った雰囲気になるので面白いですね♪

今回も唯一無二のプルマドナウッドレジンを制作していきます!

ぜひ、YouTubeでもご覧ください♪

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流木とクジラ歯のウッドレジン成形

今回は、海岸で採取した塩抜き等の下処理をし、十分に乾燥させた流木を使います。

使用するクジラ歯は、マッコウクジラの歯です。

こちらも下処理と大体の成形をしておきます。

これら2つの材料を、2液エポキシレジンを使って型取りし硬化させます。

>>ウッドレジンに使用するおすすめの2液性レジンを紹介しています。

上の写真は、おおまかな平面の成形が終わった状態です。

仕上がりの大きさより少し大きめに成形するのがポイントです。

平面の成形が終わったら、立体の成形に進みます。

立体の成形には、乾式ペーパーの60番~240番を使用しています。

DAISOなどの100円均一の商品でもOKです。

>>【100円均一でウッドレジンは作れるの?】現役ウッドレジン作家が挑戦!

成形工程で乾式ペーパーを使うメリットは以下の通りです。

  • 目視で型が分かりやすい。
  • 削るスピードが速い。

反対にデメリットは以下です。

  • ペーパーの消耗が早い。
  • 粉塵が舞う。
それぞれご自分の環境に合わせて、乾式と耐水をお選びください!

上の写真は、乾式の240番までを使って成形が終わった状態です。

ここまでの工程が終わったら、続いてウッドレジンの研磨工程に進みます。

ウッドレジンの削り方は以下の記事が参考になります♪

【初心者でも簡単】レジンを削る方法をウッドレジン制作で解説この記事では、レジンを削る方法について、基本的な準備から、安全に削るための具体的な手順を解説しています。効果的な削り方や、おすすめの道具も紹介していますので参考にしてください。...

流木とクジラ歯のウッドレジン研磨

ウッドレジンの成形が終わったら、いよいよ研磨作業に進みます。

ウッドレジン制作のおいて、この研磨作業が苦手な方が多いのではないでしょうか?

インスタのDMでいただく悩みのほとんどが研磨方法についてです。

研磨のポイントを先に言うと、粗番の研磨に全集中することです。

1000番までの研磨がしっかりと出来ていれば、仕上がりが格段に綺麗になります♪

プルマドナはウッドレジンの研磨作業には耐水ペーパーを使用しています。

今回使う番手は以下の通りです。

  • 400番
  • 800番
  • 1000番
  • 2000番
  • 3000番

同じ番手を使用する必要はなく、研磨の目安としてお考え下さい。

ポイントは、倍数以内の番手で研磨を進める事です。

例:400番→800番以内

例:1000番→2000番以内

研磨作業の始めである400番の研磨が重要です。

ここでしっかりと時間をかけて、成形の工程で出来た傷を取ることを意識します。

インスタのDMでいただく相談のほとんどが、この研磨初期工程の磨き残しです。

ここを改善していただくことで、仕上がりの悩みが解決することが多いので注意して作業をしてみてください!

上の写真は、3000番まで研磨が終わった状態です。

1000番までの研磨がしっかりと出来ていれば、それ以降の研磨はかなり楽になります。

逆に、400番の研磨で磨き残しがあればそれ以降の研磨作業では傷が取れません。

初心者の頃は、何度となく研磨のやり直しを経験してきましたので、研磨のポイントを参考にしていただければと思います。

以下の記事で詳しく解説しています♪

【ウッドレジンの研磨】現役作家が磨き方のコツや道具を紹介ウッドレジンの研磨で悩んでいませんか?この記事では、ウッドレジン作家であるプルマドナが研磨の方法や使う道具を紹介します!また、磨き方のコツもアップしていますので参考にしてください♪...

流木とクジラ歯のウッドレジン仕上げ

3000番までの研磨作業が終わったら、最終の仕上げ工程に進みます。

プルマドナの仕上げ工程は以下の通りです。

  • コンパウンド研磨
  • オイルアップ

コーティングをして仕上げる方法もありますので、お好きな方をお選びください♪

コンパウンド研磨は、3工程に分けて進めます。

粗目から細目に進んで研磨をしていくイメージです。

最終仕上げのコンパウンドは、タミヤコンパウンドもおすすめです。

コンパウンド研磨のポイントは、磨きすぎない事です。

レジンは熱に弱いので、細かいコンパウンドを長時間あて続けると仕上がりが悪くなる場合があります。

具体的には、レジンの表面の艶が飛んで艶消しのような状態になります。

研磨がしっかりと出来ていれば、軽く研磨するぐらいで十分艶が出ますよ♪

コンパウンド研磨が終わったら、最終のオイルアップをして完成です。

プルマドナの仕上げは、ウッドとレジンの艶をそれぞれ楽しんでもらいたいので、コーティングはしない場合が多いです。

その代わり、ウッド部分に耐久性と色合いの奥深さを出す目的で天然油を染み込ませています。

亜麻仁油をたっぷりと染み込ませて自然乾燥させれば完成です!

流木とクジラ歯のウッドレジン制作のまとめ

今回は、流木とマッコウクジラの歯を使ったウッドレジンアクセサリーを制作しました。

制作の工程は大きく分けて以下の通りです。

  • ウッドレジンの成型
  • ウッドレジンの研磨
  • ウッドレジンの仕上げ

上記3つの工程の中でも特に重要なのが研磨作業です。

仕上がりに直結する工程ですし、難易度も1番高いです。

何度も言いますが、研磨のポイントは400番の粗番研磨です。

マジック等を使った耐水研磨も紹介していますので、以下の記事を参考にしてみてください♪

>>【ウッドレジンの研磨】現役作家が磨き方のコツや道具を紹介

この記事を見て、ウッドレジンを作ってみたいと思った方は以下の記事が参考になります♪

>>【完全解説】ウッドレジンの作り方を7つのステップで解説します!

また、プルマドナの作品をもっと見てみたいと思っていただけた方は以下のショップをご覧ください♪

>>【minne】プルマドナの作品一覧

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